refnote-id : 1 reference-format : [] note-id-format : [] ======Alto====== =====前書き===== どのようなコンセプトで記事を書いたのかは[[local:koki:research:2020:information_technology|こちら]]を読んでください。 altoは今まで調べてきたシステムの中で大きなコンセプトの中から産みでたシステムと思いました。 "長年にわたり、技術を活用して社会問題を救おうとするのがひとつの伝統でした:「スラムが問題?ならば低コストの住宅を作りましょう!」「テレビを買う余裕がない?では欲しい時に買えるように、安価なものを作りましょう。たとえ支払いが済む前に壊れるとしてもね!」「子供たちは学んでいないし、教育コストも高すぎる?では、あなたの子供たちがテストに合格するのを保証する、教育メカを作りましょう!」 残念ながら、これらの「救い」のほとんどは、単にサビの上にペンキを塗っているだけです。最初の問題の原因は残されたままなのです。 ー中略ー この短いノートで考察したいものは、テクノロジーを駆使したメディアを通して強化することができると私たちが考えている学習過程の様々な側面についてです。"[([[https://swikis.ddo.jp/abee/74|「あらゆる年齢の「子供たち」のためのパーソナルコンピュータ」アラン・ケイ ゼロックス パロアルト リサーチセンター Retrieved Apr 30, 2020.]])] 上記のような問題を解いていく過程で生まれたaltoにはディスプレイとキーボード・マウスそして本体という今のパーソナルコンピュータの形を彷彿とさせる見た目だけでなく、純粋なオブジェクト指向言語として知られ、おしゃべりという名のついたプログラミング言語 smalltalkを載せていました。 "ノートPC"のイメージや技術面では欠かせない"オブジェクト指向"を生み出したプロジェクトの産物であるAltoをぜひ紐解きたいそう思い今回の記事を書きました。 \\ =====Xerox Alto===== 1973年にアラン・ケイの「あらゆる世代の人たちが使えるダイナミックなメディア」というコンセプトを具現化するために、Charles P. Thackerら[([[https://en.wikipedia.org/wiki/Xerox_Alto|「Xerox Alto」From Wikipedia, the free encyclopedia Retrieved Apr 30, 2020.]])]がXeroxのPalo Alto Research Centerで「暫定ダイナブック」として制作しました。[([[https://www.amazon.co.jp/dp/4756101070/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_SqUQEbZASD96H| 「アラン・ケイ (Ascii books) (日本語) 単行本 – 1992/4/1」アラン・C. ケイ (著), Alan Curtis Kay (原著), 鶴岡 雄二 (翻訳) ]])]\\ 暫定というのはこのときはまだコンセプトをほとんど達成できていなかったからです。\\ ダイナブックがどういうものかは下記のURLの「The DynaBook」を参照してください。\\ https://swikis.ddo.jp/abee/74
{{:local:koki:research:2020:information_technology:alto:kay72p4.gif?400|}} DynaBookのイメージ図[(#1)]
\\ altoは下記の技術を備えたパーソナルワークステーションです。 * 世界初のビットマップディスプレイ * マウス * 五本指キーボード * ローカルエリアネットワーク/ファイルストレージ * ウィンドウとアイコンを備えたグラフィカルユーザーインターフェース * マルチフォント * 「What You See Is What You Get」(WYSIWYG)エディタ\\ ユーザーが画面上で見たものと一致するように印刷できるエディタ、Officeのwordのようなもの 参考[([[https://www.parc.com/about-parc/parc-history/|「PARC History 1973: Alto PC」Retrieved Apr 30, 2020.]])]
{{:local:koki:research:2020:information_technology:alto:102626737p-03-02.jpg?400|}} Xerox Alto[([[https://www.computerhistory.org/revolution/input-output/14/347/1520?position=0|「Alto I CPU with monitor, mouse, keyboard and 5-key chording keyset」Retrieved Apr 30, 2020.]])]
\\ =====調査後の所感===== 今回のaltoもある側面ではworldwidewebのようにたくさんの技術が合わさったシステムでした。違いとしては「あらゆる世代の人たちが使えるダイナミックなメディア」というコンセプトが力強いことが挙げられます。CERNの膨大な情報を整理するためのworldwidewebも力強いコンセプトですが、「あらゆる世代の人たちが使えるダイナミックなメディア」というのを1970年代に掲げるのはものすごいと思いました。 記事としてはまだまだAltoを語りきれていない気がしますのでこれからも加筆します。 \\ \\ ※この記事は今後も加筆する可能性が高いです。\\ ※この記事は英文理解時の翻訳に www.DeepL.com/Translator を利用しました。\\ なお文章は翻訳そのままではありません。 **//Thank you for reading!!!!//** **[[local:koki:research:2020:information_technology|previous]]** **[[local:classroom:2018:kouki|home]]** =====参考文献=====