「どんなことであっても,何か一つの事柄について本をまとめるとなると,なかなか骨のおれることであるが,又,それだけに楽しい仕事である。」[1]
自分はコンピュータ関連の技術的な調査を始めてから、他の先輩・先生方よりも、ずっと日も浅く、技術の記事を書くにはあまりにも未熟すぎます。
ほとんど初心者の自分が、記事を書くのは以下の理由からです。
紀元前3000年頃に、メソポタミアのシュメール人が“書く”ということを開発して以来、人間は情報の保存・取得・操作および伝達を行ってきました。 そして、1958年に初めてハーバードビジネスレビューの記事に現代のInformation Technologyという用語が掲載されました。著者のHarold J. LeavittとThomas L. Whislerは、
この新しい技術に確固たる名前はまだ定まっていない。それをinformation technology(IT)と呼ぶ。
原文:「the new technology does not yet have a single established name. We shall call it information technology (IT).」
とコメントしました。[2]